俺の歌詞置き場

気ままに作詞していくぜ!色んな歌詞に挑戦中

血液循環

積み木のように折り重なった無言の箱

もう動かない箱の中は空っぽ
重い空気だけがその場に残る
冷たい空気
凍える目線
 
やり場の無い想いが箱にしまわれていく
こんなんじゃ無いのに
これが本当の自分じゃ無いのに
どうしてどうして…
 
空っぽの箱
冷たい箱
積み木のように折り重なる
 
この箱にどんな想いを込めたらいいか
未だに彷徨い続ける
想いはカケラとなり空を彷徨う
 
やり場の無い嘆きが箱から溢れ出る
こんなんじゃ無いのに
これが本当の自分じゃ無いのに
どうしてどうして…
 
どうしようもなく嘆いて
蔑まれて
生きるのが辛い
そんなとき
 
君から貰った箱を開けてみる
中に込められた真っ赤な心臓は
温かな鼓動を奏で
僕の心臓へと流れ込む
 
今まで空っぽだった箱には
真っ赤な血液が行き渡る
温かなそれは
嘆き蔑み冷たさであいた心の穴を埋めてくれた
もう大丈夫
君がくれた心臓で
僕も鼓動を取り戻す
 
どうしようもなく
生きるのが辛い
そんな時
救ってくれた君に
ありがとうと感謝を送る

ないものねだり

君の才が羨ましい

避けようのない理不尽
僕の望む才を君が持ってる
神様はなんて不平等なんだ
 
不平等でも理不尽でもいい
君が持ってる才を僕に与えてくれないか
何を犠牲にしたら
何をどうすれば…
 
空に叫ぶ
誰かの放つ光を羨む
光の陰で僕は潜む
僕に出来ない事
君に出来る事
沢山あって
それを羨む
 
理不尽でも不平等でもいい
君が持ってる才が欲しい
何を犠牲にしたら
何をどうすれば…
 
君が僕に言う
あなたの才が欲しいと
僕に出来るそれが
君には眩しく見えた
 
空に共に叫ぶ
2人が放つ光を
互いが互いに放つ光を
君が欲しい才
僕が欲しい才
どっちもないものねだり
それでいいと思う
僕には
君は
それが眩しく見える

一声

さぁ歌おう

悲しい時も嬉しい時も
どんな時も心のままに
ありったけの感情を声に乗っけて
身体の奥の方から湧き上がる声に
本能のままに身を任せ
自由に
楽しく
 
さぁ歌おう
悲しい事があったのかい
嫌な事があったのかい
モヤモヤを歌にして
思う存分発散しよう
 
身体の奥の方から湧き上がる
ありったけの感情を声に込めて
一声入魂
フルパワー
店中に響けこの想い
 
身体の奥の方から湧き上がる
ありったけの感情を込めて
一声入魂
フルパワー
世界に響けこの想い
 
さぁ歌おう
ありったけの感情を声に込めて
嫌な事全部ぶっ飛ばして
世界に響けこの一声

 

サヨナラノート

サヨナラの音がする

遠く離れていく君に
何を伝えられるのか
何も伝わらないかもしれないけど
いってらっしゃい
そう言って笑顔で見送る
 
サヨナラ言って泣くなんて
柄じゃ無いけど
また会えるし
なんて強がって胸張っちゃう
サヨナラは得意じゃ無いし
あんまりなれない
 
サヨナラが隣にいる
ここから巣立つ君に何を伝えられるんだろう
何も伝えられなくていい
だからいってらっしゃい
そう言って笑顔で見送る
 
サヨナラ言って泣くなんて
もう疲れたんだ
涙も枯れて
感情も抜け落ちて
心臓がキューってなるから
強がって胸張って
またねって笑顔で見送るんだ
 
サヨナラが隣にいる
1つのサヨナラに出会い
また1つのサヨナラと別れる
終わらない輪廻の中にいても
一生僕はサヨナラし続ける
サヨナラは得意じゃない
だから笑顔でまたねって見送る
またねが来世になってもまたねでいい

うたた寝

浅い眠りに夢を見る
全てに満ち溢れ
全てに希望を持ち
胸を張って生きている夢
それは夢ではなくて
リアルの押し殺してきた
僕の憧れなのかもしれない
 
理想の僕はキラキラして
生命力に満ち溢れ
押し込んだ感情
押し殺した憧れ
行き場の無い虚無感
見たいものなら沢山ある
マイナスは目立つのに
プラスは息を潜める
 
僕の中の光と闇よ
お願いだから消えないで
どちらも消えないで
バランス良くそこにいて
 
闇も受け入れて光は強くなれる
光もまた然り
 
浅い眠りに夢を見る
夢も現実もごちゃ混ぜにして
闇も光も全て受け入れ
僕は強くなる
もう悪夢を見て項垂れるのではなく
悪夢を見て勇気を貰う事にした
 
僕の中の光と闇よ
お願いだから消えないで
どちらも消えないで
バランス良くそこにいて

日陰で笑うあなたに
冷たく笑うあなたに
真紅よりも深い朱を届けたい
例えば私がそれを貰ったとして
同じモノをあなたに届けて
果たしてそれが胸に届くのだろうか
私とあなたは居場所が違う
生きる道も場所も全部違うのに
ギフトは一緒で良いのだろうか
 
日陰で笑うあなたは
日向で泣いている
冷たく泣くあなたに
太陽よりも暖かい橙を届けたい
それであなたが日向で笑えるなら
もう冷たく笑う必要が無くなるなら
私は何を犠牲にしても届けに行く
 
人の冷たさ
残酷さ
残虐さ
偽善さ
その全てに耐えられなくなっても
その全てを拒絶したくなっても
その全てが偽善だと思ったとしても
 
必ず私が届けに行く
例えあなたが受け入れられなくても
例えあなたが私を拒絶しても
 
真紅よりも深くて
太陽よりも暖かい橙を
 
何年かかっても届けに行く
だから忘れないで
たった1人でも味方がいた事を
たった1人でも信じた人がいた事を
 
実は私も誰かからこのギフトを貰ったんだ
もしあなたと同じような人がいた時に
このギフトをあげられる人になるんだよ
そう言って誰かがくれたんだ
 
同じギフトをあげるのは怖いけど
少しでも
ほんの少しでも
日向で笑えると
冷たく笑わなくて済むと
そう願っている
願っている

子供の頃子供心

見上げる茜の色

お腹が空いて
夕飯の匂いが風にのって
僕の嗅覚をつっつく
 
時間を忘れて遊んでいた
ブランコ
ジャングルジム
滑り台
鉄棒
 
あの頃は全てが楽しかった
いつからだ?
 
ブランコは映画に変わり
ジャングルジムはゲームセンターに
滑り台はギャンブルに
鉄棒は飲み会に
 
楽しかった頃の遊び場が
次第に形を変えて
 
お金がないと何も出来ないと感じてしまったのは
いつからだろう
 
見上げる茜の色
お腹が空いて
店に入る
 
お金があると何でも出来ると感じてしまった
好きなモノを食べ
好きなモノを買い
好きな時に寝る
 
あの頃全てだった学び舎が
今ではビルの一角のオフィスに変わる
 
時間に追われ
仕事に追われ
 
ブランコも
ジャングルジムも
滑り台も
鉄棒も
 
全く出来なくなった
あの頃の全てが過去になり
今は今の全てがそこにある
 
寂しい反面誇らしい
そのうち逆上がりでも練習してみようか
そしたら記憶が逆流して
あの頃を思い出すかもしれない